哀愁交差点

制服のスカートの端が太陽に透けてる感じが好き

Anarchy In The UK

 

 仕事仕事仕事。その合間で飲むウイスキーそしてロックンロール。俺は一体何を目指して生きているのだろうか?ロックンロールとは、人生とは何か?ふと、そんな時高校時代の友人を思い出す。

 

 ピストルズラモーンズ、ダムド、クラッシュを教えたくれた友人、T君にふと通学中聞いてみた「ロックってなんなんだろうね?」ある朝、通学中の汽車の中でそんな話題になった(故郷の徳島には電車が走ってないのじゃ)。T君は少し考えて答える「定義なんてないんだよきっと。有名人でもパンピーでも関係なく、そいつがそれを『ロック』だと感じたのならそれは立派なロックなんだ。だから僕は石川啄木が詠んだ詩をロックだと思ってるよ。だってカッコいいもん。」

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 当時16歳。あぁこいつはビッグになる男だなと思った。こういう何事にも囚われない独創的な考えを持ったやつが羨ましかった。遊戯王とモンハンとガンダムが好だったオタクな僕とは真逆で所謂陽キャでいつも女の子といていつもクッソハデな校則違反のベルトをつけてたイメージのTくんは、中学が一緒だったのと最寄駅が一緒だっただけで僕と仲良くしてくれて、アニメとゲームしかなかった僕にロックを教えてくれた。最近はあんまりCDを買わなくなったがまぁまぁ音楽好きになったのは彼の影響だ。今でも通勤に使ってるリュックにはピストルズの缶バッチをつけている。部屋にはシドのポスターを8年くらい貼っている。ピストルズが自分にとってのロックンロールの始まりだった。

 

 

 また、彼とは別にロック好きになったきっかけがあるがそれはまた今度語るとする。

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